永楽寺の情報箱
9月の言葉
悲しみが 「いのち」 への深いめざめとなっている
8月・お盆は、先だって逝かれた方をゆっくり偲ぶことができましたでしょうか。
地震、大雨で被災された地域の方々は、ご不便な生活を強いられていらっしゃることでしょう。
私たちが、知恵をしぼって様々な支援をさせていただくのですが、こちらは委縮することなく普段通り生活をおくることも大切なことであると聞いたことがございます。
ある本に、鯨をなぜ食べてはいけないか?書かれていました。日本では、昔から貴重な食物として鯨を捕ってきました。今では、調査捕鯨といっていますが、外国の団体は、ものすごい抗議活動をしています。
キリスト教では、人間の食べてよいもの、悪いものが細かく規定されているそうです。水中のものは、うろこをもっているものはよい。鯨は、ほ乳類ですが、なによりも、うろこがないですね。
あるドイツ文学者がドイツに行き、友人宅に夕食を招待されたそうです。食卓には、仔牛の頭がどんと盛られていた。ナイフとフォークをもって、「どこを食べますか?目の奥や、下の先がおいしいですよ」。いろいろとつぎ分けてくれて、目の前のお皿に山盛りとなった。学者は、悲鳴を上げたそうです。
「私は、雀の丸焼きくらいならなんとか食べられるが、こんな牛は残酷で食べられません」と。友人は怒り出した。「神様が、牛を食べなさいと牛を私たちのために創ってくれた。雀は人間の友達だぞ。食用の肉を食べずに、友達をたべるのか?」
仏教は、対象を差別してはならないと説きます。いのちを投げ出してくれたもの(雀であろうと牛であろうと)に、「すみません」という心を表現します。このいのちはよくて、このいのちはダメということは言わないのです。
大変味わい深い篤信家の西元宗助という先生がいらっしゃいました。その人望から、たくさんの方々が相談に来られたそうです。そんな中に、養鶏業者の方が来られて、何十年も鶏を殺してきたこの私でも救われますか?という内容の相談でした。先生は、「あなたのような方こそ、阿弥陀様は救おうとなさるのですよ」とお話されたそうです。相談が終わりその男性は、「うちの鶏で一番いい品を持参しましたので、どうぞ召し上がって下さい」と話すと、先生の奥さんが「あなた様も一緒に召し上がってもらえませんか?」とこたえたそうです。男性は、「私は一口も口にすることができないのです…」と言われたそうです。
西元先生は、この男性のことも考えずに、平然といのちを食そうとしている自分に打ちのめされたそうです。我が身を畏れる悲しみの中に、いのちへの真の共感があったのではないでしょうか。
~『真宗教団連合カレンダー』より住職感話~
行事について
| 【行事報告】 | |
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8月15日(土) 18:00 |
*分院 お盆法要
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8月15日(土) 19:00 |
*本院 お盆法要
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| 【行事予定】 | |
| 9月20日(日・お彼岸入り) 13:30~ |
*本院 秋季お彼岸法要 御講師 工藤信昭 先生(日田市)
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| * 9月16日(水)「常例 お話と讃歌」はお休み致します。どうぞ、お彼岸法要にご参詣下さい。 | |
お知らせ・募集・入会は 本院まで
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仏の子供を育てる数々の活動として「女性の会」(旧仏教婦人会)があります。
仏具のお掃除、赤ちゃんの法要お手伝い、そして、義援金活動(ダーナ活動。お一人様の会費から毎年のように起こってきます災害や事故に全国から集められた多額の義援金を拠出してまいりました)という尊い活動をしています。年会費1,200円
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小倉組(本院所属ブロック)では、気軽に雅楽を始めませんか?という雅楽クラブがあります。練習は月2回(第1金曜日19時~、第3土曜日15時~)で、会費は2回参加1,500円です。