永楽寺の情報箱

8月の言葉

「仏様にあいたい これにまさる深い願いが 人間にあるでしょうか」
いよいよ夏本番となってまいりました。
異常気象がもたらす不安はつきませんが、どうぞ、お気をつけてお過ごし下さい。
私たちは、様々なことを願います。人によっても違いますが、おかれている状況や条件によって願いも変わってきます。
ある本に、85歳の河内山さん(仮名)というご老人の願いが、あることをきっかけに変わったという話が載っていました。
河内山さんが救急車で搬送された時に、ご本人は「これでやっと死ねる」と思われたそうです。
数か所の内臓疾患、緑内障、軽度の認知症、住まいはもう生きていくのに絶望したような散らかり様。搬送された病院で口にするのは「早く死にたい」。何を尋ねても「死にたい」という言葉であったそうです。
担当の看護師長さんは、めげずに何とか前向きな人生を…と接していたそうです。
ある時、河内山さんはもともと書道が上手であったと聞き出しました。「もう一度書きたくないですか?」のお尋ねに、「書けるなら書きたいよ」の応え。看護師長さんは、廊下に机を置き書道道具を整えたそうです。しかし、そこまで行かなければ書けません。
「書道できるようにあそこまでいけるようにリハビリしませんか?」
6年間寝たきりのような生活の体にリハビリは大変厳しいものでしたが、自力で廊下まで行けるようになり、7か月後、やっとその時がきました。
朝食後にひたすら墨をすり、周りの目が注目する中で、震える手を抑え見事な字を披露したそうです。しかも「永遠」の2文字。「早く死にたい」という情けないおじいさんが、「永遠」と書き、それ以来、「死にたい」と口にしなくなったそうです。
4年後、元気に誕生日を迎え、「看護師長さん、あなたのお陰です」とお礼を口にされたそうです。
看護師長さんの「健やかに生きぬいて欲しい」の願いが「早く死にたい」と願う河内山さんの心を包んでいたのでしょう。
仏様の願いも、願う私を包んでくれています。「大切ないのちを放ってはおかない」と。
~『真宗教団連合カレンダー』より住職感話~

行事について

【行事報告】本院
7月16日(水) 13:30 「常例 お話と讃歌」
    皆様、ご参詣、誠に有難うございました。
【行事予定】
8月15日(金)
18:00~18:30頃
お盆法要
*分院
    皆様、お気軽にご参詣下さい。
8月15日(金)
19:00~19:30頃
お盆法要
*本院
    皆様、お気軽にご参詣下さい。
9月21日(日) 13:30~ 秋季お彼岸法要
*本院
    どうぞお気軽にご参詣下さい。

お知らせ・募集・入会は 本院まで

◇ お知らせ
    お盆参りのご依頼を受け付けています。8月より初盆法事もお参り致します。

◇ 永楽寺「女性の会」 会員募集中
    仏の子供を育てる数々の活動として「女性の会」(旧仏教婦人会)があります。
    仏具のお掃除、赤ちゃんの法要お手伝い、そして、義援金活動(ダーナ活動。お一人様の会費から毎年のように起こってきます災害や事故に全国から集められた多額の義援金を拠出してまいりました)という尊い活動をしています。年会費1,200円

◇ 雅楽しませんか?
    小倉組(本院所属ブロック)では、気軽に雅楽を始めませんか?という雅楽クラブがあります。練習は月2回(第1金曜日19時~、第3土曜日15時~)で、会費は2回参加1,500円です。